STM32データ収集・MQTT連携の開発・納入事例 | Obeita
納入済みプロジェクト。完成したハードウェアとソフトウェアは、試験でお客様と合意した要件を満たしました。新規プロジェクトの仕様は別途合意する必要があります。

Obeitaは、顧客要件の確認、契約範囲の確定、ハードウェア・ソフトウェア設計、実機試験を経て、STM32データ収集・MQTT連携プロジェクトを納入しました。シリアル接続だけでデータ収集が完結すると考えるのではなく、計器のデータと受信システムが求める項目を結び付けることに重点を置きました。
測定値からメッセージまでの流れを定義
公開されているSTM32F407構成は、RS232またはRS485を介して計器を読み取り、MQTTで連携する方向性を備えています。技術的な課題は、計器のデータ表現を、宛先アプリケーションの形式に結び付けることです。要件と契約範囲により、納入する収集・報告機能を定義しました。
この種の開発では、フレームのデコードまたはレジスターアクセス、スケーリング、単位、機器識別、収集タイムスタンプ、エラー処理を合わせて考える必要があります。RS485が規定するのは電気的インターフェースであり、計器がModbusを使用することや、値がサーバーの想定する項目と一致することを示すものではありません。
収集ファームウェアと選定した上位回線の統合
Obeitaは、合意したデータ収集プロジェクトのハードウェア・ソフトウェア設計を完了しました。公開されている構成には、ローカルネットワーク用Ethernetと、EC200Mによるセルラー接続の方向性が含まれます。後者では、モジュールのバリエーションと現地通信事業者への対応を導入条件に照らして確認する必要があります。これらは、計器からサーバーまでのデータ経路を支えるネットワーク統合上の選択肢です。
MQTTトピック、トピックの権限、ペイロード項目、コマンド応答は、受信プラットフォームに合わせる必要があります。認証、再接続、未送信測定値の扱いは、実装ごとに定義すべき事項です。オフライン時のデータ保持には、ストレージ容量と再送方針の合意が必要であり、MQTT接続があるだけでは確定しません。
同様のプロジェクトでデータ解釈を確認可能にする
別の計器へこの構成を適用する場合は、既知の測定値を、生フレーム、デコード後の値、送信ペイロードと比較できます。これにより、データ経路全体に対して実用的な検収条件を定義できます。具体的な確認項目と報告条件は、新たなプロジェクトで合意する必要があります。
公開されている技術構成と設定
以下の表は、本事例で公開されている技術構成、設定の方向性、選定上の条件を示します。オプション、ファームウェアに依存する選択肢、拡張の方向性が記載されていても、すべてを納入したことを個別に保証するものではありません。実際の納入内容は、本プロジェクトで合意したハードウェア、ソフトウェア、機能の範囲に基づきます。
| 項目 | 構成 |
|---|---|
| コントローラー | STM32F407プラットフォーム |
| 計器インターフェース | RS232およびRS485 |
| ローカルネットワーク | Ethernet |
| セルラー接続の方向性 | EC200M、導入条件に合ったモジュールバリエーションを選定 |
| サーバープロトコル | MQTT、トピックとペイロードはプロジェクトごとに合意 |
| 用途例 | 環境、農業、遠隔機器監視 |
納入結果と試験の範囲
合意したデータ収集用ハードウェアとソフトウェアを完成させ、納入しました。実機による機能試験で、納入した成果物が顧客の要求を満たすことを確認しました。
この完了実績は、精度の数値、ネットワーク切断試験の結果、データ保持能力の保証を公開するものではありません。また、あらゆる計器プロトコル、通信事業者、MQTTベースのクラウドプラットフォームとの互換性を意味するものでもありません。
同様のプロジェクトのご相談
代表的な計器プロトコル、サンプルデータ、必要なMQTTトピックとペイロードを、単位、報告間隔、報告動作とともにObeitaまでお知らせください。セルラー接続、オフライン保持、再送の要件も指定いただくことで、同様の収集プロジェクトの端から端までの範囲を明確にできます。